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2010.9.5 「にしおか眼鏡舗 物語」 序章vol:2

「にしおか眼鏡舗 物語」序章vol:1は→ココ


独立開業を決め公表後、まず決めなければと考えたのが「開業オープン」の日であった。

当時も拙いボクを頼ってきていただけるお客様にかける不自由さを最小限にとどめるため、

退任後、準備期間に多くの時間をかけることは自分の中では許されなかった。

そのため日常業務を終えた夜に準備を進め3日に一度は徹夜であった。

今も変わらないが当時も「希望」と「不安」の繰り返しだった。

ただ、「不安」を感じる時は今もだが仕事はしない。そんな状態でイイ仕事はできないから。

「期待」もしなかった。字のごとく待っているだけでは真の成功とは言えないと思うから。



そして色々考えたあげく、年明けの1月末まで前の店にいて、2月の一月間を最終準備期間にあてて

3月10日にオープンということで決定した。

3月10日という日に深い意味合いはなくまた日の良さとか、そういうことに神経質にはなりたくなかった。

今だから言えるが実はこの「10日」という日は・・・

夜、食事をしていてこともあろうに「クシャミ」をした時におこる。

口の中に残っていた一粒の米粒がテーブルに置いてあったカレンダーの「10」に飛びついた。

ただそれだけで「10日オープン」っていうのが決定しちゃた~(爆)



次は場所であった。

これには正直つかれ果てた((+_+))あーでもない、こーでもないって中々、結論がでない。

場所には絶対はずせない条件があっただけにチョ―難航の日々だった・・・

ある時インターネットの貸店舗情報を何気なく見ると、立地場所はともかく広さ等の条件は

ほぼクリアしている物件を見つける。しかも新築で店舗内は骨組みのガランドウの状態。

早速、次の休みの日に不動産屋さんに話を聞きに行った。


何かの店の後に入るというのでは内装等、妥協しなければならないが、

とにかくガランドウなので全て1から指定して工事ができるということが良かった。

駐車場の問題とかも心配いらなく、何日か考えた末、今の場所に決定した。


次に大きな大きな問題が「資金面」。

国金、今でいう日本政策金融公庫に相談。まず必要事項を聞きに行ったがガラになくキンチョ―した。

そして第一回目の面談の時に事業計画書を提出。面接官が目を通す何十分間の沈黙の時間は

何とも言えない気持であった。その後色々面接官に質問され、こう聞かれた。

「この事業計画書は経営コンサルタントと相談して作ったものですか?」

その質問内容に?だったボクは「どうしてですか?」とお聞きした。

自分ではありのままの計画書を作って提出しただけであったが、かなり綿密に感じたらしい・・・

なのでボクは面接官にこう答えた。

「今まで机上の空論を唱え、売上だけを追いアチコチ振り回して現場の士気をかき乱す

 コンサルタントしか出逢ったことがありません。それに自分の店の将来像が自分で計画できないのは

 おかしいし、そんな事は怖くて人任せにはできません。」
と答えた。

そして「ボクが創りたいのは売ることしか考えない店をつくりたいんじゃなくて眼鏡を楽しんでくれ、

    ボクを頼ってきていただけるお客様の輪を広げていきたいんです!」

本当にそれだけしか考えず独立しようと決意した。だから不器用なボクはアレコレ扱う兼業店ではなく

純粋に眼鏡専門店という道を迷いなく決めた。それにヤッパリ眼鏡を愛していた。


あと、融資の条件でとにかく頑なに「保証人はつけたくない」ことをお願いした。

そのことに関して面接官から色々と難色をしめされたが、この条件だけは譲れなかった。

「他人様に口先で上手く言って保証人になってもらうことは断じてできません。あと、身内に

 保証人になってもらってこれ以上、心配をかけさすこともできません。

 保証人が後ろでいてくれるという甘い考えで臨むより、後ろを向くと崖っぷちのほうが

 より、真剣にこの仕事に臨めます。」


本当に保証人は誰にもなってほしくなかったので、たかが1%の金利にはかえられなかった。


希望していた融資額は難しいかなぁ・・・と思いながら帰ったのが今も目に浮かびます。

そして最終面談の日。「今日は何聞かれるのかなぁ…」って重~い気分だったが

申請用紙を書いただけで終わり。ちょっと拍子抜けしました。

帰りのエレベータを待ってると担当の面接官が近寄ってきてくれて「これから頑張ってくださいよ!」って

初めて笑顔をみせてくれた。

それから2~3日後、年末30日に審査結果が郵送されてきた。

最初は信じられなかったがこちらの条件を容認してくれ、満額融資していただけるという結果となった。

それまでの気疲れがドッと体から抜け落ちた。本当によかった・・・

面接官の方も初めて融資をうけるボクに事細かに説明してくれ、そして真剣にボクの言うことに

耳を傾けていただき感謝してます。←そりゃ、見知らぬ人間に融資するから当然だわな    

着々と事は進み、「もう後戻りはできない!」と「さぁ、思いっきりやったるで!」という気持ちで

ここ数年で一番気持ちのいいお正月を迎えた。


                                (vol:3につづく)
                            

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